masaibarの雑記

胃腸は弱いが肉は好き

はてなブログproに独自ドメインを設定しようとして躓いた話

はじめに

ずっとブログを始めてみたいと思っていたがなかなか始めるきっかけを掴めず、先日新しくiMacを買ったのをきっかけに始めてみた。 また、どうせ始めるならある程度続けてみようと思い、身銭を切って自分にプレッシャーを掛ける意味で二日目にしてproにしてみた。 更に、どうせなら独自ドメインがカッコイイだろうと早速独自ドメイン契約して、いざ設定というところで罠にハマったという恥ずかしいお話。

時間のない方は

「はてなブログ開設時に設定したURLのドメインのことは忘れて、その上で手順書をよく読んでから作業するべし」

とだけ覚えて帰ってください。

help.hatenablog.com

ちなみに独自ドメインはお名前.comで契約しました。 www.onamae.com

何をしでかしたのか

お名前.comで設定するべきCNAMEのVALUEの箇所に間違った内容を入力してしまった。

その結果はてなのブログの設定画面で独自ドメインを入力し、待てど暮らせど一向に有効にならなかった。

f:id:masaibar-dev:20170614225050p:plain

ただ一点言い訳をさせてもらうと、はてなブログでは最初にブログを作る際にブログ名のあとのドメイン名を幾つかの中から選択することができる。

hoge.hatenablog.com
hoge.hatenablog.jp
hoge.hateblo.jp
hoge.hatenadiary.com
hoge.hatenadiary.jp

ここで私は最初hatenadiary.comを選択しており、当然ながらお名前.com側にもhatenadiary.comを入力するものだろうと思い込んでいた。

しかしながら、実際にははてなブログの[ヘルプ]にはきちんと明記されていたのだった。

f:id:masaibar-dev:20170615233938p:plain

こんなに重要なことなのに控えめすぎでは、もう少し強くアピールしてもらえませんかね

ときすでに遅し、www.masaibar.comはhatenadiary.comとして浸透してしまっていた。

[@~]$ nslookup www.masaibar.com
Server:     8.8.8.8
Address:    8.8.8.8#53

Non-authoritative answer:
www.masaibar.com    canonical name = hatenadiary.com.
Name:   hatenadiary.com
Address: 13.112.5.107

どうやってリカバリしたか

とりあえずお名前.com上とはてなブログの設定画面上から一度登録を削除した上で風呂に入った。

DNSの浸透にはどうしたって時間がかかる。

風呂から上がる頃には無事に登録が消えていた。

[@~]$ nslookup www.masaibar.com
Server:     8.8.8.8
Address:    8.8.8.8#53

** server can't find www.masaibar.com: NXDOMAIN

今度こそはとお名前.com側で再設定。

f:id:masaibar-dev:20170615000556p:plain

ちゃんとhatenablog.comになっていることを確認して設定を反映。

f:id:masaibar-dev:20170615000722p:plain

これで数分待つとDNSにも正しく登録された。

[@~]$ nslookup www.masaibar.com
Server:     8.8.8.8
Address:    8.8.8.8#53

Non-authoritative answer:
www.masaibar.com    canonical name = hatenablog.com.
Name:   hatenablog.com
Address: 13.112.5.107

はてなブログ側でも再登録、今度はちゃんと「有効」と登録された。 f:id:masaibar-dev:20170615001705p:plain

アドレスバーに打ち込んで遷移してもちゃんと表示される、めでたしめでたし。 f:id:masaibar-dev:20170615001829p:plain

まとめ

「独自ドメインの設定とかやったことないけど、仕事で二年間くらい運用業務やってたしまぁなんとかなるでしょ」みたいな驕りは正直あったと思う。

「知りもしないくせに手順書をよく読まなかった」ことが原因というなんとも恥ずかしい話である。

それとお名前.com側はもう少しだけユーザーに優しいUIになるともっと気持ちよく使える気がするので中の人は頑張って欲しい。

iMac 2017 Retina 5Kのメモリを64GBに増設した話

はじめに

初めてはてなブログを書きます。

前置きは特にいらんって人は、増設手順から読んで下さい。

ちなみに、メモリ差し替えの所要時間は確認しながら丁寧に作業しても5分くらいでした。

新卒で入社した年に買ったMac mini 2012Lateを母艦として使い続け、AndroidStudioとGoogleChromeによって動作がカクついてきていたためそろそろ買い替えたいと思っていたが、先日のWWDCでは心待ちにしていた新型Mac miniはついぞ発表されなかった。

しかし、iMacのマイナーアップデートが発表され5Kモデルには最大64GB1のメモリが積めるとのことだった。

デフォルトが8GBとなっており

  • 16GB +22,000円
  • 32GB +66,000円
  • 64GB +154,000円

とカスタマイズで購入するには16GB辺りが落とし所かなと思えるような価格設定であった。

しかし、27インチのiMacは自分でメモリを増設できるとの情報も入り、俄然購買意欲が高まってしまった。

別にPhotoShopや動画のエンコードをする予定はない私にとって64GBは明らかにオーバースペックではあるが、そこにはロマンがある。

とりあえずAppleStoreで27インチを注文した。

また、この時点でどのメモリを買えばいいか混乱状態になっていたのはまた別のお話2である。

増設手順

日本のサポートページには2017/06/13現在まだ情報が出ていないので、海外の公式ページを参考に作業を進めていく。

まずは増設前のメモリの確認、購入時はデフォルトの8GB(4GB×2枚)が認識されている。

f:id:masaibar-dev:20170613235559p:plain

コンセントの差込口の上部にあるボタンを押してメモリ格納部の蓋を空けていく。 が、ここのボタンが中々硬いので付属されていたキーボード充電用のLightningケーブルの先端でぐいっと押す。(破損の恐れがありますので真似しないで下さい)

f:id:masaibar-dev:20170613235331p:plain

フタを開けると内部にはこのように2枚のメモリが刺さっていた。スロットは全部で4つなので2つは空スロットだった。 左右にあるレバーの表示通り外側に拡げながら上にレバーを立てることが出来る。

f:id:masaibar-dev:20170613235914p:plain

レバーが立った状態になるとメモリの抜き差しが可能になる。

f:id:masaibar-dev:20170614000126p:plain

もともと刺さっていたメモリを抜き、購入したメモリ(16GB×4枚)を向きを間違えないようにして差し込んでいく。 写真は差し込み終わった後。 f:id:masaibar-dev:20170614000854p:plain

後はレバーを元の位置に下げ、メモリ格納部分の蓋を締めてからコンセントに繋いで起動したら左上のリンゴマークから「このMacについて」→「メモリ」で認識されているメモリを確認する。

無事に16GB×4枚で64GBとして認識されている、めでたしめでたし。 f:id:masaibar-dev:20170614000513p:plain

ちなみに今回使ったメモリはこちら。

Appleが発表している増設可能なメモリの規格は下記のものである。 f:id:masaibar-dev:20170614004049p:plain

これに照らし合わせると下記のメモリも該当しているし、Amazonのレビューを見る限りはiMac 2017 5Kでの動作報告もされている。

まとめ

というわけで、カスタマイズ版を注文せずとも無事に64GBメモリに増設することが出来た。

今のところメモリが余り過ぎてて32GBでも充分だったのではという思いを拭いきれないが、もう少し使ってみたら使用感を書くかもしれない。

ちなみにこの記事はMac miniで書いている、新しいマシンってワクワクするけど使い慣れてないし…

私の購入時は12,800円 × 4枚 = 51200円、公式カスタマイズの価格は154,000円だが、税抜表示なので実際には166,320円であり、引き算すると115,120円もお得になった。

今回の出費額から目を反らしつつ この差額だけでMac miniの梅モデルが2台も買えてしまうではないか。

(2017/07/17追記) iMac 2017にはHDMI端子が無いため、元々使っていたMac miniのためのモニターと繋ぐためには変換ケーブルが必要となった。

最初はPlugableのアダプタを買ったが対応しておらず返品し、結局下記の製品に互換があることが分かったため2使ってトリプルディスプレイで運用している。 いつかは4Kディスプレイを買って置き換えたいが、現状のディスプレイでも解像度は充分なので当面はこのままになるだろう。


  1. 公式スペックだと松と竹モデルのみ64GBとなっている。しかし、非公式ではあるが梅でも64GBが認識されるらしい。あくまでも自己責任で…

  2. PC4-2400は恐らく誤植であり、正しくはPC4-19200であると思われる。そもそも初期は260pinであるべき箇所が204pinと表記されており、twitterを見ると海外の方も含め混乱している人が何人か確認できた。何を隠そう私も混乱してappleサポートに確認の電話をかけた。